50周年記念事業 テーマ「discover」

50年を振り返り発見するもの、事業を企画する中で関わり合い発見するもの、特別なキャンプで発見するもの、

人と出会い発見するもの、50年という年月は私たちに、’’見つける今’’ をくれました。

平成24年度団委員長  杉本孝恵

 昭和38年7月7日、故宇野久美子リーダーの熱い思いでこの浜寺の地に39団を作られてから50周年を迎えます。 50年という長い年月の間には楽しいことばかりではなく、大変な苦労もあったと 思います。

 これまで支えてきてくださった多くの方々に感謝し、厚く御礼申し上げます。こうして記念すべき時を皆様とともに祝えることをとても嬉しく思います。  スカウトがヤングリーダーとなってくれるのを日々夢見てきましたが、ここ3年程度で、ようやく3人、4人、2人とレンジャーを卒業し、今年度は7人がリーダー登録をし、活躍してくれました。

 50周年の記念キャンプではマザーアース・エデュケーションの松本先生を講師としてお招きしてのキャンプでした。40周年の記念キャンプを同じく松本先生にお願いしたのですが、その頃の印象深いキャンプが忘れられず、今度はリーダーとしての目線で学びたい、そして私達だけでなく今の少年スカウト達にも松本先生のキャンプを体験させたい、そんなヤング達の強い思いで実現しました。どれもが社会に出てからも必要なことです。

 ここ最近39団の活動はモンゴルやUK スカウトの受け入れや、スカウトの家庭で受け入れられた留学生との交流、国際キャンプの参加など国際交流もさかんに行われました。また、アグーナリー(障碍者キャンプ)の参加、地域交流、スカウト達が自主的に行ってきたキャップハンディー体験、盲導犬講習会など様々な活動をおこなってきました。そして、2007年度から始まったミャンマー・スタディーツアーには今まですでに39団からも4名が参加し、支援活動に携わってきました。

 幼少期にできるだけ沢山のことを体験し、生きる力コミュニケーション力、自立する力を養って欲しいとねがっています。その為にはガールスカウトの場は最適な場だと思います。 変わりゆく環境の中でもガールスカウトの使命を共有し「やくそく」と「おきて」を胸に今後も楽しく有意義な活動が続けられますよう、皆様の変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いします。